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World Veteran Fencing Championships 参戦記録+諸々
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日本語の情報はほとんどありませんが、英語版Wikiには辛うじて「Saints Constantine and Helena, Bulgaria」という項目があります。
2013年10月現在の記述で「Landmarks include the 16th-century Eastern Orthodox monastery of Sts. Constantine and Helena, the Euxinograd royal summer palace, park and winery, and the Sofia University Botanical Garden, also known as Ecopark Varna. 」とあります。
で、16世紀の修道院には、必ず行くつもりでした。修道院のサイトもあり、無料で入場可能、
売店でイコンを買えることも調べていました。
ホテルから5分程度です。
こじんまりとしたおもちゃのような修道院です。
中に入ります。
すぐにひと廻り・・見終わります。
売店に入ります。
穏やかながら無表情な店番の青年がいます。
「英語、しゃべれる?」と聞くと立てに首を振ります。
恐らくNOの意思表示です。
イコンを見ていると話かけてきます。「ちの?」
恐らく、「中国人?」と聞いてきたと思われ、
「いんやぁ、日本人」と答えます。
穏やかな無表情のまま「あぁ、日本人」と言った後、
私が手にしたイコンの説明をしてくれます。
「これはロシアの聖人で・・・」その後は何語かわかりません。
私がなにかを手に取るたびに、穏やかな無表情のまま、説明してくれます。
「これは○○の聖人で・・」
聞き取れません。でも妙に心地よい響きです。
気がつくと30分近く居ました。
そろそろ帰ります。でも、さすがになにか買わないと・・・。
元々、イコンを買うつもりでしたが、知らない聖人のイコンを買っても・・・・。
左にVirgin Mother & Child 右に穏やかな顔の聖人のイコンを見つけます。
右の人を指差し、「これは誰?」とたずねます。
穏やかな無表情のまま答えてくれます。「じーざすくらいすと」と。
私は思いきり恥ずかしくなりましたが、売り子さんは「穏やかな無表情」のままです。
5レヴァで買って帰ります。
今回泊まったホテルはヴァルナ市内ではなく、ヴァルナ近郊の「コンスタンティン・ヘレナ」にある「Grand Hotel Varna」です。
「コンスタンティン・ヘレナ」はブルガリア語表記ではСв. св. Константин и Еленаです。
ネット上の英語表記は一定ではなく、Saints Constantine and Helenaであったり、St.St. Constantine and Helenaだったりします。
日本語表記もSt.の部分は「聖」であったり「セイント」だったり一定ではありません。
まあ、日本人も英語圏の人もあまり行かない場所だからでしょうね。
街中で見つけたガイド図です。ホテルばかりです。
で、夏以外はほぼ営業していないようです。
一言で言えば、ゴーストタウンです。
Grand Hotel Varnaは「Grand Hotel Varna complex」、複数のホテル・レストランの複合体の一部です。
でも10月の時点で営業しているのは「Grand Hotel Varna」だけです。
Closeです。
ヨーロッパ最貧国ブルガリア、夏の首都ヴァルナ・・・ドイツ人やロシア人が夏の間に落としていく金だけでは、
最貧国を抜け出せるわけが・・・・ちょっと、さびしくなりました。