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フェンシング世界ベテラン選手権に行ってきました

World Veteran Fencing Championships 参戦記録+諸々

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国章

FIEのページ"http://www.fie.ch/"の"NF clothing for World Cups and World Championships"のリンクから、
126の国と地域の国章が掲載されたPDFファイルを見ることができます。

私がヴァルナで対戦したオランダ選手のチューリップ(国旗の3色)の国章や
カナダのメープルリーフの国章は、印象に残っています。
特にオランダ選手の国章は、最初の見た瞬間、「あ、チューリップ、オランダだ。」って感じでした。

そのほかに対戦した国は
スウェーデンは比較的日本と似たタイプです。
ポーランドは若干デフォルメした国旗のみ。
スロバキアはプリントではなくエンブレムですね。試合の時は印象になかったです。

ドイツは国旗の3色です。シンプルですね。(ドイツ(GER)はフランス語ではAllemagne です)

私が一番好きなのはジャマイカの国章です。(実物を見たことはありません。)


サテライトショップ(2)

サテライトショップで、ボディコードも買いました。

私がヴァルナに持っていったボディコードは1年前に買ったLeonPaulのものと15年以上前に買った東京フェンサーズオリジナルのものです。
当然ながら15年前のコードは経年劣化の心配があり、1本、現地で買うつもりでした。ついでに、ほとんどやりませんがフルーレのコードも1本しか持っていないので買うつもりでした。

予定通り、エペとフルーレのコード各1本買います。
48ユーロです。

ブルガリアの通貨レヴァは、ほぼ2レヴァ=1ユーロです。
実は48レヴァと勘違いして、頭の中で円換算してしまいました。

買った直後に気が付きました。「日本で買うより高い」
一瞬、返品しようかと思いました。
でも、フルーレのコードはともかく、エペの予備は必要です。

後から聞いた話では、今回、出店していたのは、PBT本体ではなく、ブルガリアの代理店で、そのため、高いとのことでした。

エペ剣も1本作ろうかと思っていましたが、もうサテライトショップでは、なにも買いません。

そして、このコードを買った為に・・・(続く)

サテライトショップ(1)

初めてのベテラン選手権で楽しみにしていたことの1つにサテライトショップがあります。
ヨーロッパのフェンシングメーカー複数社が出店をしているものと思っていました。LeonPaulやAllstarはもとより、PBT、日本では馴染みの薄いFWF等、出店して、日本より安く買えるものと思い込んでいました。

ですが、ヴァルナで出店していたのはPBTだけでした。

PBTのイメージは「安くて品質は許容範囲」です。取り敢えず、PBTが出店していれば問題ありません。

加えて、私には、PBTのサテライトショップで必ず確認したいことがあります。

私がメインで使っている剣のヒルトは10年以上前に東京フェンサーズの八木さんに頂いた物です。「ハンガリーから輸入業者がサンプルとして入れた一品モノ」です。10数年前に、私はそのヒルトに一目惚れして、譲って頂きました。
(ちなみに、東京フェンサーズが吉祥寺に移転した際、私は大学生で吉祥寺に住んでいました。ほぼ、最初の客です。また、杉並クラブの創立メンバーとして、長いお付き合いがあります。通常は当たり前ですがただではもらえません。)
ともあれ、サブ剣用に同じヒルトが欲しい前々から思っていました。
ハンガリー製ということで恐らくPBTの製品と想っていました。ですが、ネットの画像ではよく判りません。現行のPBTの実物を見たいとずっと思っていました。

「エペのピストルグリップ見せて」
差異があります。
私の持っているものと違います。
「十数年前のハンガリー製のヒルトを使っています。これです。同じものを探しています…」「これ、ほとんど一緒よ。」って言ってきます。思わず買ってしまいました。でも、ちょっと違うぞ…。


結局、同じヒルトは見つかりませんでしたが、買ってしまったので近々使って見ます。

他人の試合~Team Japan

今回、私は初めての世界ベテラン参加です。
10月1日深夜に現地入りしています。
試合は4日ですので、試合まで現地で丸二日あります。
試合前に、大会へのエントリーと武器検査があります。当然、会場の下見もします。
それと2~3時間程度、練習するつもりでした。ですので2日共、一旦は、会場入りします。でも、一日中、会場に居るつもりはなく観光をするつもりでいました。

元々、他人の試合を見るのは好きではありません。応援に時間を割く気はありませんでした。

さて、10月2日は10時半のシャトルバスで会場に行きます。エントリーを済ませてアリーナに行きます。
50代男子フルーレと50代女子エペが行われています。現地に着いてから初めてお会いした日本の皆さんに挨拶しながら、見るともなく試合を見ていました。本当に最初は「見るともなく」です。

私の隣で今回5回目出場の人が興奮しています。「◯◯さん、勝ったよ。初出場なのに凄いよ。」と。
この方自身の初勝利は、3回目の大会だったそうです。この方は「自分が基準(スタンダード)」です。この方に取って「初出場ー初勝利」はとても凄いことなのです。
いつもならネタにして突っ込むところです。
でも、この日は妙に伝わってきます。
私も◯◯さんが勝ったのが素直に本当に嬉しかったです。

翌日も自分の練習をしつつ、応援をします。
息子のハンドボールの試合以外で声を出して誰かを応援したのは何年ぶりか覚えていません。
気持ちのいい時間でした。

私の試合はご無理を言って、50代エペの選手にビデオを撮って頂きました。
今回の代表になるまで口を利いたことのない方です。ビデオを見ると、私を応援してくださる声が途切れることなく入っていました。泣きそうになるくらいうれしかったです。

Team Japan:毎年参加されている方には毎年のルーティーンかもしれません。でも私には特別な時間でした。






        
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