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World Veteran Fencing Championships 参戦記録+諸々
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エフクシノグラド離宮に戻ります。ヴァルナ市街を通り抜け、再び黒海沿いに北上します。エフクシノグラド離宮はコンスタンティン・ヘレナの手前にあります。
観光は5~20名の団体での1時間半、ガイド付きで庭園と宮殿の中を廻ります。
私達はブルガリア人の中に飛び入りです。当然、ガイドさんは外人混入を想定していません。
一応、聞いてみます。「Do you speak English?」
笑いながら、Noと答えてきます。
ドイツ語を話せるかも聞いてみます。「Sprechen Sie Deutsch?」
黙って笑っています。
話しかけるのはやめることにしました。
庭園を10数人で廻ります。
時折、ガイドさんのブルガリア語(と思われるが確証なし)の説明があります。
一番後ろで邪魔にならないようにしています。
ここも事前に調べた範囲では、行きたいと思っていたところですが、
庭園はハウステンボスを間延びさせた感じです。
最近、水戸の偕楽園に行く機会がありましたが「庭園」は偕楽園の勝ち。
(って、こういう言い方は良くないかもしれませんが・・・・・)
宮殿は・・・氷川丸を思い出しました。
やはりヨーロッパ各地のメジャーな宮殿とは比較になりません。
ウィーン空港トランジットなら、「宮殿」の観光はウィーンをお勧めします。
でも2度と行かないところですから、とりあえずは他の団体さんと一緒に入ることが
できただけでもよかったです。
次に向かうのは、同じく微妙な観光スポット「ストーンフォレスト/ポビティ・カマニ」です。
アラジャ修道院を見た後、タクシー運転手が「次はどこに行く?」と聞いてきます。
「Evksinograd」と答えます。
すると「壁しか見れないかもしれないかも行くか?」と聞いてきます。
ブルガリア オフィシャル観光サイト(http://bulgariatravel.org/ja/object/303/Evksinovgrad)に
「観光は5~20名の団体を構成して行われています。」との記述があります。
事前に調べていましたので、タクシー運転手が言っているのは
「2人だけだと、入れないよ」という意味であることはすぐに判りました。
とは言え、次の観光スポットはヴァルナ市内か市内を越えた逆方向の郊外です。
どうせ通り道です。「壁だけでも見たい。」と答えます。
エフクシノグラド離宮に着くと、複数の警備員がいます。
ヴァルナ市内および郊外の観光スポットの中では異質です。
他の観光スポットは「もう少しちゃんと管理したほうがいいよ。」という感じですが
ここは妙に管理されているようです。
タクシー運転手がなにやら警備員と話をします。
タクシー運転手が「2時間後に団体さんが来るので、そのタイミングなら
一緒に中に入ることができる。どうする?」と聞いてきます。
「入る」と即答します。
「じゃあ、それまで展望台に行こう」と言ってきます。
断る理由があるわけもなく、行きます。
この展望台の存在は事前に調べた範囲では判りませんでした。
ですが、タクシーチャーターでヴァルナ観光をすると定番にようです。
Team Japanの別グループの方もここに連れて行かれたようです。
展望台はヴァルナ市外を抜け、Asparuhov橋を超えたところにあります。
ヴァルナの観光サイトに複数の色でライトアップされた橋の画像がほぼ必ず出てきます。
それがAsparuhov橋です。
でも、夜に見たとき、ライトアップはされていましたが単色でした。
ともあれ、Asparuhov橋を超え数キロ、GPSデータが正しければ標高150mくらいのところに
展望台があります。
展望台から見るヴァルナの街はきれいでした。
前日、戦った試合会場もはっきり見えます。
ヴァルナ到着当初の「寒くて暗い街」の印象はかなり変わりました。
「ブルガリアの夏の首都・海の首都」と言われることがかろうじて判ります。
下の画像は宮島から見た広島市佐伯区、廿日市市方面です。
(ちょっと雲が多くて・・・・)
風景の質としては同じようなものです。
海越しに街があってすぐに台地や小さな山が迫る地形です。
(まあ、こちらは世界遺産からの風景なので、ありきたりの風景とまでは言いませんが・・・、
ブルガリアまで行かなくても、似た風景を見ることはできます。)
当たり前ですが、ヴァルナの展望台に立つことを目的に日本から行くことはあり得ません。
ですが、ヴァルナで1日観光の時間があるのであれば、お勧めします。