飛行機はほぼ定刻にマニラに着きました。
手荷物受取所に向かうエスカレータを降りると
「1st Asian Masters fencing Championships」と書かれたカードを
持っている女性がいます。
「Team Japan・・・・・」と声をかけると「Welcome to Philippines.」と
言いながら、首飾りを掛けてくれます。
ホテルへの送迎バスに14時20分くらいに乗り込みます。
送迎バスは、話に聞くメトロマニラの渋滞の中に飲み込まれます。
ホテルまでは約13Kmです。
帰りの8/31(月)はフィリピンの祭日のため、渋滞はほとんどなく30分掛からずに
ホテルから空港まで着きました。
ですが、この日は空港からホテルまで70分弱かかったかと思います。
ホテルに着くと大会スタッフから、「武器検査会場行きの送迎が16時に出るとのこと。
但し、それで武器検査に行くと、19時からマネージャ会議に間に合わないので
マネージャ会議に出る人は、武器検査を明日にするように。明日の試合開始時間は
マネージャ会議で決める。」との説明がありました。
武器検査対象は「全部」とのこと。
ホテルの部屋で慌ただしく、バックから剣、マスク、スーツ上下、プロテクター、ボディワイヤー、グローブ以外を
取り出し、再びロビーに戻ります。
フルーレ・サーブルのメタルジャケットやビブのチェックは普通に行われていました。
日本選手の中にも、サーブルマスクNGとなった方がいました。
この方は試合時間の被らない女子選手のマスクを借りて試合に参加されました。
(現地のフェンシングショップの出店もありました。)
エペはマスク、スーツ、プロテクター、グローブは目視のみ。
問題なければ「MASTERS」と書かれた青インクの大きなスタンプが押されます。
剣は750gとゲージのチェック、ワイヤーは断線のないことの確認のみでした。
剣のガード裏にはシールが貼られ、ワイヤーには結束バンドが巻かれます。
ですが・・・・翌日以降の試合では、剣のシールは一度も確認されることもなく、
プロテクターは着用すら確認されませんでした。
ともあれ、武器検査は無事終了です。
武器検査への行き帰りも、メトロマニラのトラフィック事情を十分体感したため、
出歩く気もなく、ホテルに隣接したショッピングモールのなかのレストランで
食事を取ります。食事から戻るとホテルのロビーに
日本チームのマネージャをして頂いている選手がいらっしゃいます。
どうやら大先輩を待たせてしまったようです。
明日の試合開始は9時、最初の送迎は7時半、その後、30分ごとにホテル発とお聞きし、
参加費等を支払って、マニラ初日は終わります。