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フェンシング世界ベテラン選手権に行ってきました

World Veteran Fencing Championships 参戦記録+諸々

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試合開始10分前

試合は10/4 9:00開始でした。
7:30のシャトルバスに乗り、8:00前に会場入りします。



日本人選手と軽くファイテングをしてアップ完了です。

組み合わせはホテルの掲示板に6:00前から張り出されており、会場入りの前から判っています。
私のプールは、カナダ、スペイン、スウエーデン、スロバキア、オランダ、ポーランドの
選手がいます。

試合開始10分ほど前に自分が試合を行うピストに入ります。

ベテラン選手権は公式の年代別世界選手権ですので、
国際フェンシング連盟のレギュレーションに則り、全員、名前(苗字)と国名コードの入った
ユニフォームを着用しています。ですから自分の対戦相手はすぐに判ります。

私は身長169cmで日本選手の中でも小さいのですが、意外にカナダとオランダの選手が
私とほぼ同サイズです。スウエーデンの選手はでかいです。北欧のイメージ通りです。
東欧の二人は私より背が高いですが驚くほどではありません。この二人は横のサイズに驚かされます。
正直なところ、アスリートの体型ではありません。見事なアンコ型です。
私がこれまで対戦した誰より、ポーランドの選手が重たいのは間違いありません。
スペインの選手は見当たりません。

オランダの選手と目が合います。
向こうから声を掛けてきます。

オランダさん「はじめまして、○○です。」と名乗りながら背中のネームを見せます。
お名前と国コード「NED」を再確認します。
私「あ、オランダの方ですか。日本から来ました●●です。今年、50歳なので初出場です。」
オランダさん「私もです。今年、50歳で初出場です。このプールにはヨーロッパベテラン選手権で上位に入ったビックネームがいますよ。」
私「そうなんですか。私は誰一人知らないです。」
オランダさん「知らないほうか良いかも知れないですよ。頑張りましょう。」
って感じの雑談しながら試合開始を待ちます。

私は意外に落ち着いています。予選のほうがはるかに緊張していた気がします。

初戦はプール内の2戦目、まだ現れていないスペインの選手とです。


50代エペ 国別出場者

私が出場した50代エペはエントリー78名、実参加者73名で最も参加者の多いカテゴリーでした。

国・地域別の内訳は
イギリス 4
イタリア 4
ウクライナ 4
オーストリア 1
オランダ 2
スイス 4
スエーデン 4
スロバキア 1
セルビア 3
ドイツ 4
ノルウエー 1
ハンガリー 1
フィンランド 1
フランス 4
ブルガリア 4
ベラルーシ 1
ベルギー 3
ポーランド 4
モルドバ 1
ロシア 4
アメリカ 4
カナダ 4
ニュージーランド 1
イスラエル 1
シンガポール 1
日本 4
香港 3
です。

大陸別では
ヨーロッパ     55
オセアニア 1
北米 8
アジア 9
です。(イスラエルはアジアで数えています。)

両替

ブルガリアはEU加盟国ですが、ユーロは採用していません。
ブルガリアの通貨はレフ(複数形レヴァ)です。
ユーロとレフは€1=1.95583レヴァ固定です。

出国前に「カードはほとんど使えない」、「ユーロもほとんど通用しない」と聞いていましたが、
ユーロは比較的通用しました。通用する場合、2レヴァ=1ユーロの設定が大半です。
タクシーでユーロを使った時は、独自レートで要求されました。
カードはショッピングモールの一部店舗では使えましたが、使えないところが多かったです。
ホテルでは円からレフへの両替はできませんでした。

とりあえずユーロを持っていればレフへの両替は容易です。
但し、ソフィアの空港でもレートが大きく異なる業者が並んでいたりしますので、比較・確認してから両替しましょう。

ヴァルナの街中にはVISAカードやMasterカードでキャッシング可能なATMが多数あります。
レフが足りなくなった場合、円からの両替よりキャッシングのほうが手軽かと思います。
但し、私が利用したときは、カードは大きな摩擦音を立て、引っかかりながらATMに入って行き、
二度と出てこないのでは?と心配になるほどでした。

(ショッピングモール Grand Mall VARNA地下の両替屋では円からの両替が可能です。)




ヴァルナ観光1

今回、大会のあった街、ヴァルナは、恐らくは2度と行かない街です。
行くとしたら、ヴァルナが再びベテラン選手権の会場として立候補するか、ハンドボールをやっている息子が日本代表になって遠征するかしたときくらいでしょう。

二度と行かない街だから、遠征中の空き時間に出来る限り、観光もします。

ヴァルナは「ブルガリアの夏の首都」もしくは「ブルガリアの海の首都」と呼ばれているそうで、
観光サイト等で調べると「黒海沿いの街」であることを強調しています。

10月1日、夏はすでに終わっています。
遠征の前半は天気が悪く、黒海は冬の日本海のようでした。観光地の面影はありません。
下の画像は海沿いのホテルです。季節営業で、すでにクローズしています。
海岸にはだれもいません。



遠征の後半、天気は持ち直し、海岸の公園のビーチもきれいです。




        
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