世界ベテラン2013 ヴァルナの街 2013/10/16 ヴァルナのカラス ヴァルナのカラスは2色です。 ハシボソガラスの亜種、ズキンガラスです。 街中やホテル周辺では、あまり見かけませんでしたが、 シーガーデン(プリモルスキ公園)に沢山いました。 イスタンブールのカラスも同種でした。
世界ベテラン2013 本戦 振返り 2013/10/16 予選プール(その3) 次の相手はスウェーデンのビッグネームさんです。 私より15cm以上背が高いです。 私は女子供には強いです。 自分より5cm以上背が低い相手には負ける気がしません。 「上から前腕を狙う。外したら肩を狙う。相手が深い攻撃をしてきたら、パレカルトオポジション」 これが私の基本パターンです。 で、自分より背の高い相手に同じことをやられたら・・・負けます。・・・でも・・・一応、それに対する対策は考えて来ました。 ・・・次元が違いました。 ビッグネームさんは上腕など狙っていません。 私の「右手の親指の付け根」を狙ってきます。 外側からフリッキング(振込み)気味に狙ったり、フリッキングなしの大きな角度のアンギュレールで狙ってきます。私はリーチの差から同じ角度では狙えません。 私のガルドを潜り抜け、親指が突かれます。 手の指だけではありません。足も・・親指を突かれます。よけたつもりが早いです。 10年以上前、フルーレの世界選手権予選に出たことがあります。それが私が参加した最後のフルーレの試合です。 その時、日本のトップ選手にフリッキングを5本くらいました。その時の突かれた感覚は今でも覚えています。 スウェーデンのビッグネームさんのフリッキングはそれよりも軽い突きです。まったく痛くありません。 エペでフルーレよりも軽いフリッキングです。 簡単に4-0になります。 泣きたくなります。これだけの敗北感は記憶にありません。 本当に泣きそうです。 4-0から最後の1本を狙って、比較的安直に胸を突きにきました。コントルシスを返します。決まりました。 4-1です。 少しだけ希望が沸きます。「このレベルの選手でも気を抜いた攻撃なら対処できる」と。 次に明らかにドウーブル(両突き)狙いの攻撃を仕掛けてきました。思惑通り、ドウーブルで 終了です。 結果的にはこのスウェーデンの選手は予選1位で勝ちあがります。 予選プールでは私が2本取りましたが他の選手は0もしくは1本で負けています。 「4-0からのあの安直な攻撃を引き出せれば、こいつに勝てる可能性は0ではない」と 辛うじて思えます。 ビデオを撮って下さっている方から、前の試合より硬さが取れていると声を掛けていただきました。 少し、気が楽になります。本当にありがとうございました。 次こそは勝ちたいと思います。 次はオランダさんです。身長は一緒です。