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フェンシング世界ベテラン選手権に行ってきました

World Veteran Fencing Championships 参戦記録+諸々

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2015/08/28 AMC初日 2

私の対戦記録です。
自分のためだけに書いています。
多分、読んで頂いても面白くないと思います・・・・・・。
初戦は地元フィリピンの選手と対戦です。
私より縦にも横にも大きいですが、足を止めて戦うタイプで圧迫感はありません。
開始1分弱でまず相手のアタックが決まります。不用意に1本取られてしまったという感じです。
次に私のコントルが決まり1対1
さらにもう1本コントルが決まり2対1
それから相手のアタックで2対2
その後、私のコントルが続けて決まり4対2
勝てます。もう相手のアタックは見切りました。
と、思ったら、ポイントが定まらず、2本取られ4対4に。
その後、ドゥーブルをはさんで、最後に相手のアタックが
入ってしまいます。4対5逆転負けです。
4ポイント取った後、雑になってしまい、勝てる相手に負けてしまいました。
この試合、相手の得点はアタックサンプルデレクト5本
私の得点はすべて手首から上腕へのストップヒットです。
なんの芸もなく、嫌な感じで負けてしまいました。
次は香港の選手です。
私より10cm程度、背が高くアスリート体型です。この選手も足を止めて戦う選手で圧迫感はありません。
1分強、0-0のまま、焦れた感じのフレッシュをしてきます。コントルが決まりました。
その後、相手のアタックが決まり、1-1
開始2分近くで、私の上腕へのアタックサンプルが決まります。この日、初めてアタックでの得点です。
残り1分を切って、相手が焦り出しました。無理なアタックを仕掛けてきます。
コントル2本の後、ドゥーブル。5-2で勝ちです。
とりあえず、1勝はできました。
続いてイランの選手です。
この選手も縦にも横にも私より大きいです。
ここまでの2選手に比べると前に出てきます。
ちょうどパレカルトを出したい位置に剣が伸びてきます。
1本目は相手のアタックにパレカルト-リポステが決まらず、再度、パレカルト、
それも決まらず、さらに相手は出てきます。今後はオクターブからリマンで相手の剣を
捉えます。決まりました。まずは先制です。
相手はまだまだ出てきます。もっぱら相手がアタック、私はパレリポステとコントルで応戦です。
その後、一進一退、3-2で残り20秒を切ります。相手が突っ込んできました。
狙い通りのパレカルト・・・相手の剣をしっかり捕らえました。
でも、巨体がまだ突っ込んできます。
リポステを返せず、ルミーズを決められてしまいます。
同時にバランスを崩してフロアーに腰を付きます。
3対3です。
残りは10秒程度です。相手はまだ突っ込んできます。
残り1秒でコントルだったかリポステだったか覚えていません。
でも私がポイントを取りました。4対3、辛うじて勝ちました。
握手をした後、しきりに大丈夫かと聞いてきます。
最初なにを言っているのかわかりませんでしたが、
3対3になったとき、私を倒してしまったと気にしているようです。
大丈夫だと言っても、心配そうな素振りを続けます。
イラン人のイメージが変わりました。
この大会に出て良かったと思った瞬間のひとつです。

        
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