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フェンシング世界ベテラン選手権に行ってきました

World Veteran Fencing Championships 参戦記録+諸々

2015/08/29 AMC二日目 2

8/29、午後に男子エペ団体戦が始まります。
今回の団体戦のレギュレーションは「チームメンバの中で若い3人の合計年齢135歳以上(女子は120歳以上)」です。平均年齢45歳でチームを組むことができます。今回のTeamJapan男子は45歳以下の参加者は1名だけです。今回のTeamJapanは大半が50代以上で他国の40代中心のチームと戦うことになります。ちょっとキツいレギュレーションです。

1回戦イランとの対戦は私の試合から始まります。相手は40代の選手です。
こっちが出て行くと相手はにエンドライン近くまで下がります。
押し出しできそうな感じですが、エンドラインぎりぎりのところに留まっています。
相手ベンチも大声を出します。当然、後ろがないと言っていると思われます。
相手のエンドラインに張り付いたまま、膠着しています。
審判がノンコンバットビリティを告げます。
0対0で終わります。相手も不満そうです。不満ならお前ももう少しなんかしてこいよ。と思いながら交代します。
イランには40代になったばかりの元ナショナルチームメンバの強い選手がいます。
その選手との対戦を含めて第2試合から第4試合までは私以外の2人がイランと対等に戦います。
私以外の2選手で15対14、1点差で私に廻ってきます。
次の相手は前日、私が勝っている選手です。
ここで試合を壊してしまいました。
展開自体は前日と変わりません。相手が仕掛けてきて、私がパラッドリポスト、さらに相手がルミーズを残そうとするという展開です。
パラッドはできます。パラッドまでは私の勝ちパターンです。
でもリポステが決まりません。相手のルミーズが決まります。
相手のリポステされた後の踏み込みが前日より早く大きいです。
相手は戦略や戦術を変えてきたわけではありません。でも前日と同じタイミングで
決めることができません。結局、相手に6本取られ、私は1本のみ。
相手は団体戦のほうが気持ちが入るようです。完敗でした。
その後、点差は縮まらず、最後の試合は私とイラン最強の選手です。
この試合も1本しか取れずに簡単に負けてしまいます。
スコアは45-23、完敗です。このあと、イランチームはJapan-Aにも勝ち、優勝します。
結局、私のアジアンマスターズは目標に到達できずに終わりました。


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